埼玉県越谷市 こしがやミツバチプロジェクト

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花粉について

ミツバチは花の蜜だけでなく、花粉もたくさん集めます。

他の多くの蜂たちとは違い、肉食によってではなく植物由来のタクパク質をもとに身体を作る道を選択したミツバチにとって、花粉は幼虫の成長に欠かせない重要なタンパク源となっています。

また女王蜂の日常的な食糧であるローヤルゼリーも、生まれて間もない若蜂が花粉を食べて分泌することから、もとをただせば花粉が原料といえます。

通常、集められた花粉は巣房(六角形の部屋)の中に蓄えられ、順次幼虫や若蜂に与えられます。
ただし、そのままの状態で置かれている花粉は3日もすれば酸っぱくなり劣化してしまうので、すぐに使わない場合は「花粉のはちみつ漬け」にして保存しておくようです。

まったくの余談ですが、ミツバチの集めている花粉は我々人間が食べることも可能です。
栄養価が高いので、健康増進に良いようです(お値段も良いようですが^^;)。
ちなみに、食べた感じは「きなこ」でした(笑)。

20130309colourful_pollen_stored.jpg
【写真: 2013.03.09の記事より転載】
巣内に蓄えられたカラフルな花粉。
花によって花粉の色もさまざまです。
(光っている箇所は、貯蜜による反射)

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越冬後 春の立ち上がり

越冬後(越谷では越冬中も)ミツバチたちは、間近に迫る開花の季節に合わせて最大規模の群になれるように、せっせと新しい命を育てます。それは、次の冬を越えるのに十分なはちみつを蓄えるためです。
従って、越冬後の春の立ち上がりが、その群の命運を分けるともいえます。

20150305-01.jpg
こちらは掌ほどの弱小群。
それでも厳しい冬を乗り切り、少しずつ数を増やしています。

20150305-02.jpg
翻って、こちらは強群。
一段満群の状態で越冬を迎えたこともあり、桜の季節を前にして既に無駄巣を作りはじめています。
春の立ち上がりの早い群(=強群)は、開花時期に最大限の花粉や花蜜を収集できるようになるため、生き残る可能性も当然高くなります。人間にとっては、はちみつの増産が期待できます(*´エ`*)

20150305-03.jpg
こちらは上記強群の蓋。
この無駄巣のせいで蓋がガッチリとくっついてしまい、巣箱を開けるのに苦労するほどです。
無駄巣は、ミツバチたちの「蜂群規模をより大きくしたい」「巣を拡張したい」という欲求の表れであり、実際無駄巣ができるほどの群では巣箱内のミツバチの密度も相当のものになります。

[考察] 越谷地域における西洋ミツバチの越冬状況

今日は比較的暖かかったため、巣箱を開けて内検をしました。
目的は、越谷地域における西洋ミツバチの越冬(産卵)状況の調査のためです。
東北や中部地方では、冬季の産卵停止は珍しくないそうなので、越谷ではどうかと思い調査することにしました(ちなみに昨年02/26の内検時越谷での産卵開始時期は1月20日~31日の間と仮説を立てていました)。

今回の調査では、前々回(12/13)と、前回(01/01)および本日(02/01)の内検から、次のような結論に至りました。

【結論】
越谷地域では、冬季(越冬中)であっても、西洋ミツバチは産卵を停止しない。
(※関東地方の長期予報では、今冬は例年並みかそれより少し寒いとのこと)

【調査結果と考察】
本日を含む過去6週間において、飼育しているどの群でも産卵停止は確認できなかった(産卵が続いた)。

考えられる要因:
・越谷の冬は比較的温暖であること(埼玉は国内最大の晴天日数を誇るため)。
・冬でも蜜源・花粉源となる花が咲くこと。
・越冬に先立ち、十分な貯蜜・貯花粉を確保できる自然環境があること。
・以上のことから、産卵を停止する必要がない。

従って、上記の調査結果と考察から、越谷地域は養蜂にとって大きなポテンシャルを持っているといえそうです。

****

20140201-03 (2)
02/01現在の産卵育児圏の様子。
写真下部の巣房に、産み付けられたばかりの卵が見える。
白く見える部分は、幼虫(4~6日齢くらい)。
ふたの部分は、成虫に変態中のサナギ(8~20日齢くらい)。

20140201-03 (3)
空いている房に卵を産み付けて回る女王(赤丸)。
働き蜂が密集することで、卵やサナギを寒さから守っています。

20140201-03.jpg
こちらはミツバチのフン。
水っぽくないフンは、大量の花粉を含んでいる証拠。
育児をしている(or停止していない)ことを示しています。

真夏のミツバチ in 越谷

しばらく高原のような涼しい日が続いていたものの、猛暑が戻ってきました。
日本の夏は高温多湿のため、ミツバチにとっては過酷な環境といえます。
本日は、真夏のミツバチたちの行動を観察してみました。

20130808-01.jpg
基本は旋風です。
羽で扇いで熱を巣箱の外に排出します(巣箱の中にも扇いでいる蜂がいます)。
高温と旋風による疲労で、夏、ミツバチの寿命は半分くらいになってしまうとか。

20130808-02.jpg
水飲み行動 (水場は日陰に設置してあります)。
水汲み部隊が水を汲んで、巣箱に撒きます。
気化熱を利用した、いわゆる「打ち水」です。

20130808-03.jpg
こぼれた水や、ちょっとした水たまりも目ざとく見付け、水を持ち帰るようです。
なんとも健気な姿です。

20130808-04.jpg
夕涼み。
戻ってきたミツバチで巣がいっぱいになるのか、夕方になると、たくさんの働き蜂たちが巣外に出てかたまります。巣内の換気を良くしているのでしようか?

新女王が追い出される現象

ミツバチのカーストは人間の場合とは違い、「王」の名が付いていても、女王蜂が集団の頂点という訳ではありません。女王も働き蜂もオス蜂も、それぞれの役割を忠実に果たすことで、ひとつの群があたかもひとつの生物のように機能します。

ですから、役割が果たせなければ、女王蜂が追い出されることもあります。
女王が何らかの原因で傷ついたり産卵能力がないと判断されると、働き蜂たちは「使えない女王」を巣から追い出してしまいます。

***

今回の内検では、先週羽化・出房した新しい女王が、今日になって追い出されるという出来事がありました。タイミング的に交尾飛行から戻った後と考えられますので、交尾飛行中に何らかの事故で負傷したのかもしれません。

20130601-02workers_attack_queen.jpg
内検時の様子。
巣箱の蓋を開けると何やら騒がしい・・・。
普段見ないような蜂球ができています。
ほぐしてみると、働き蜂が女王蜂を取り囲んで攻撃していました。
女王蜂は飛んで逃げましたが、またすぐに戻ってきます。何度も追い返されているうちに、女王も諦めたのか戻ってこなくなりました。

女王蜂の健康(産卵能力)は、群の存続に関わる重要事項。女王蜂だけの問題でありません。言葉で簡単に表現しきれるものではありませんが、自然は厳しいですね。

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