
萩尾エリ子『香りの扉、草の椅子』(地球丸)
※写真中央右: 「蜜蝋ハンドクリーム」のレシピとホウ砂の小袋。
本書は、先日のミツロウ講座の後で立ち寄った
蓼科ハーバルノート・シンプルズで購入しました。
著者は病院のハーブガーデンづくりや、精神科医療における園芸作業・アロマケアを通じたボランティアなど、異業種にまたがる活動をされており、大変興味深いです。草木や自然に対するアプローチ、受け止め方、ライフスタイルについて考えさせられます。
スポンサーサイト
『風の中のマリア』という小説をご存知ですか?
先日、知人に教えていただいたので、早速読んでみました。
スズメバチ帝国の戦士として生きるマリアの、30日という短い一生を通して、自然の過酷さや命の尊さをリアルに描いた物語です。
ミツバチにも共通する部分が多いので、興味のある方は是非どうぞ!

百田尚樹 『風の中のマリア』(講談社文庫)
有名な『永遠の0』や『海賊とよばれた男』と同じ著者です。
<オマケ>

こちらは、
大相模のお不動様に咲くサクラ。
ミツバチたちが絶え間なく訪花しています。

菜の花も咲きました。
先日の
ファームエイド銀座にて、
かしまミツバチプロジェクトさんに『ミツバチの会議』なる本を教えていただきました。
ミツバチの分蜂(巣別れ)について、非常に詳しい分析と考察が書かれている本とのことで、早速購入。楽しみです。

トーマス・シーリー『ミツバチの会議』

ローワン・ジャイコブセン『ハチはなぜ大量死したのか』(文藝春秋)
昨日「ミツバチの減少」の記事を書いたことがきっかけで、再読をはじめました。
近年話題の「
蜂群崩壊症候群(CCD)」について分析した本です。
内容的にはやや難しいテーマを扱ってはいるものの、中学・高校生くらいから興味深く読めると思います。
読み進むににつれて、我々は(そしてミツバチは)いかに多くの関係性の中で生きているのかということが明らかになっていきます。さながら
『沈黙の春』の現代版といえます(原題もカーソンの Silent Spring に対して Fruitless Fall (=実りなき秋) となっています)。
この本がすべての答えを与えてくれる訳ではありませんが、現代の暮らしについて考える良いきっかけになるように思います。
【関連記事】[考察] CCDとネオニコチノイド系農薬
図書館で『はちみつができるまで』という子供向けの本を借りてきました。
どのようにはちみつが作られるのかを、社会科見学のように解説した内容です。
わかりやすい構図の写真がたくさん載せてあり、またひらがなで書いてあるため、低学年のお子様向けとしてお勧めです。

『はちみつができるまで』 (ひさかたチャイルド)