埼玉県越谷市 こしがやミツバチプロジェクト

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ひまわりの種まき

先日耕うんした畑に、ひまわりの種を播きました。
播種~開花までの日数は、約80日。
今からだと、ちょうど夏休みに入る頃に「ひまわり畑」ができそうです。

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写真: 04/10の記事より転載。

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ツツジ

大相模のお不動様では、現在ツツジが満開となっています。
ツツジも、この季節の重要な蜜源です。
近くでは、開花ピークを少々過ぎているものの、藤の花も咲いています。

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参道の脇で咲くツツジ。

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見事な群生で、蜜源しては魅力的です。

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「ぴんころ地蔵」様の隣のツツジは、紅葉のように真っ赤です。

無王群の合同 と 継箱(つぎばこ)

無王になっていた群を、別の健全群へ、合同しました。
合同には、日本酒を使った「日本酒合同」という方法を用いました。

通常それぞれの群は、匂いの微妙な違いで自群と他群を識別しており、一緒にすると殺し合いをはじめてしまいます。そこで、霧吹きなどで日本酒を吹きかけ、この匂いを飛ばします。すると、ミツバチたちは一時的に識別不能に陥るので、その間に一緒にします。アルコールが揮発する頃には、お互いの群の匂いが混じり合い、そのまま混乱もなく一緒になってくれるという訳です。

合同の方法にはいくつかあるようですが、個人的にはこの日本酒合同が最も簡単で失敗が少ないと思います。

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勢いの出てきた健全群では、写真のような巣(無駄巣)を作るようになります。
これは、蜂数が増えてきたので、巣(主に産卵や貯蜜スペース)を拡張したいというサインです。

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無王群を健全群へ合同し、更に継箱(つぎばこ)を上げて2段にしました。

今日のように暖かく風も弱めな日は、花は蜜をよく吹きます。
そのためか、たくさんのミツバチたちが採餌飛行に出ていました。

[内検] 04/28 新王の産卵開始

以前報告した新王が、無事に結婚飛行から戻り、産卵をはじめました。

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写真左: 出房したばかりの新王 (04/15 内検時)
写真右: 交尾後、産卵のために腹部が発達した女王蜂。

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各巣房の奥にある白くて細長いものが、産み付けられた卵。
順調に増え続けて欲しいものです。

スズメバチ・トラップ

スズメバチ・トラップを作ってみました。
(こちらを参考にしました)

越谷市では、この時期スズメバチが庭に飛来することがあります。
これは越冬した女王蜂が、新しい巣作りの場所を探しているためです。

この女王蜂に新しい巣を作らせないために、トラップを設置して駆除します。
おびき寄せるための誘引剤には、日本酒・砂糖・酢を混ぜたものを使います。

毎年お盆過ぎ頃になるとやってくるスズメバチは、これら女王蜂が作った巣からの働き蜂です。彼らが大挙してやってくると、ミツバチは手も足も出ません。
数万匹の群でも、ものの1時間ほどで全滅してしまうので、可能な限りこの時期に駆除することが重要です(女王蜂1匹の駆除は、夏の駆除数百匹に相当)。

ちなみに、6月中旬にはトラップを外します
使い続けていると、却ってススメバチ(働き蜂)の大群を誘引するためです。

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直射日光の当たらない木陰などに吊るすと良いようです。

ブルーベリー と ラズベリー

以前ご紹介した庭の蜜源植物の、その後の様子です。

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釣鐘状のブルーベリーの花が満開となっています。
時おりミツバチの訪花がありますが、群生している訳ではないため、蜜源としての価値は高くありません。
ただ、訪花によって結実が良くなってくれると嬉しいです(笑)。

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ラズベリーの開花はもう少し先ですが、すでに蕾が大きくなってきています。
我が家にあるラズベリーは、どういう訳か二期咲きで、秋にも花を付けます。

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ラズベリーガーデンの Before (左 03/17) と After (右 04/25)。

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こちらは、日本ミツバチの誘因用に用意していた金稜辺(キンリョウヘン)
今年はまったく手応えがないので、ネットから出して観賞用にしています。

[内検] 04/25 新王の誕生 その2

先週に引き続き、新しい女王蜂が誕生しました。
「今日あたり出房かな」と予想していたので、内検してみると案の定でした。

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羽化・出房して間もないためか、身体がまだ淡い色をしています。

[内検] 04/23 王台の除去

各蜂群の増勢は順調ですが、今年は気温が不安定なためか、全体的にのんびりしている印象です。今回は、特筆すべきことはありませんでした。

代わりに、内検時に除去した王台を、好奇心に任せて切開してみました。

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切除した自然王台。この中に女王蜂のさなぎが入っています。
見た目は、落花生の殻のような、アイスのコーンのような形です(笑)

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王台を横から切開したところ。
さなぎは、既に成虫の形になっていました。

20130423queencell_disection03.jpg
状態からすると、日齢にして12~13日目あたりでしょうか。
(女王は、産卵から16日で羽化・出房)

[考察] ミツバチが見る花の色

ミツバチたちの眼には、花の色はどのように映っているのでしょうか?

以前ご紹介した、玉川大学 佐々木教授の『蜂からみた花の世界』。
タイトルが「人間から見た~」ではなく、「蜂からみた~」となっている点に、ハッとされた方もいらっしゃるのではないかと想像します。

そもそも「」とは、植物がミツバチなどの花粉媒介者に対し、受粉を促すための報酬(蜜)のありかを知らせるサインのようなもの(虫媒花)。植物にとっては「花が人間にどう見えるか」よりも「花が花粉媒介者にどう見えるか」の方が重要なはずですから、至極もっともなタイトルという訳です。

人間が見ている花の色や模様は、特定の波長(可視光)の範囲で見えているものに過ぎません。一方で、昆虫たち、特にミツバチなどの花粉媒介者たちは、可視光線の他、人間の眼では見ることのできない紫外線を、見ることができます。一体どんな風に見えるのか・・・紫外線透過フィルターを用いて撮影した花の写真がそれに近いと思われます(下記)。
※人間と昆虫では、脳も感覚器(眼)も異なるので、実際にどう見えているのか厳密にはわかりません。あくまでイメージということです。

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肉眼(左)ではわかりにくいが、蜂には花粉のある葯が黒く見える(右)。

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こちらは、紫外線の吸収率(反射率)が花びらによって違う場合。
模様が矢印のように浮かび上がり(右)、蜜の場所を直観的に示している。
このようなものをネクターガイド(Nectar guide/蜜標)という。

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蜜と花粉のある場所が集中的に濃く見える(右)。
(写真: 以上はすべて福岡教育大学 福原准教授のページより転載)

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ネクターガイドが花の奥(蜜腺)まで続いていることがわかる写真(右)。
(写真: Wikipedia Nectar guide より転載)

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蜂には、花が闇の中に浮かぶライトのように見えているのでしょうか。
(写真: 埼玉県 衛生研究所のページより転載)


こんなことを、小学校や中学校の理科の授業で学習したら、きっと楽しいだろうなと思います。夏休みの自由研究などにも、良いかもしれません。

花と酵母

今回は、少し変わった話題です。
かしわ屋さんから『醸造酵母の特性と花酵母』という論文をいただきました。

通常、お酒の醸造に用いる酵母、日本酒の「もろみ」から分離された酵母を用いるのが一般的なのだそうですが、この論文では、花の蜜から分離した酵母(花酵母)を、日本酒作りに用いる研究が紹介されています。

この「花酵母」とは、東京農業大学短期大学部醸造学科の中田教授が、長年の研究により、花から分離・培養した世界初の清酒用酵母だそうです(通常、自然界からの優良清酒酵母の分離は困難とのこと)。優れた発酵能力を備え、個性豊かな味や高い吟醸香を生み出す花酵母には、日本酒作りへの限りない希望を感じます。

以前ご紹介した蜂蜜酒(ミード)の記事でも、「はちみつには天然の酵母が含まれており、それを利用した蜂蜜酒作りが古代より行われてきた」と書きました。この論文を読むと、はちみつに含まれる天然の酵母も、そのまま花蜜に由来する可能性が高いことがうかがえます。

例えばヒマワリ、イチゴ、シャクナゲ、ツツジ、コスモスなど蜜源・花粉源として有名な花からも花酵母が分離さているようです。それらの花酵母が、きっと日本各地の酒蔵で個性豊かな日本酒を醸していることでしょう。蜂蜜酒作りにも、特定の花酵母を用いたら、もしかしたら個性的な蜂蜜酒ができるかもしれませんね(笑)。

微生物の世界を含め、人間は本当に自然からの恩恵なしには生きられないなぁと、しみじみ思ってしまいます。

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編集: 中田 久保 (東京農業大学短期大学部 教授)
『醸造酵母の特性と花酵母』 (2007.02.11)
→ 東京農大 花酵母研究会

[インタビュー] 酒のかしわ屋

大相模のお不動様のすぐ脇にお店を構える日本酒の名店、「かしわ屋」さん。
かしわ屋さんにも 越谷の花から集めたはちみつ 彩 を販売していただいています。
先日も「お酒の会」の中で、ミニ講演の機会をいただくなど、日頃からお世話になっています。
今日は、そのかしわ屋さんにお邪魔して、色々お伺いしてきました。
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◆こしがやミツバチプロジェクト
こんにちは~。いつもお世話になっています。
今日はインタビューということで、改めましてよろしくお願いします。
●酒のかしわ屋
こちらこそ、よろしくお願いします。


◆こしがやミツバチプロジェクト
かしわ屋さんについては、私自身「知っているつもりで知らない」ことが多いので、まずは、どんなお店かというところからご紹介いただけますか?
●酒のかしわ屋
はい。かしわ屋は、主としてお酒を扱う独立店です。扱う商品のうち、7~8割がアルコール類となっています。
「かしわ屋」という名前は、代々受け継がれているお店の名前なのですが、現在はお酒、特に日本酒と本格焼酎に力を入れています。
アルコール類の取扱いに関する免許の自由化のために、市場は、ディスカウント・ストアやチェーン店が価格を追求する競争の場になっているのが現状です。
でも、私たちは価格の追求ではなく、市場の中の「小さくても必ずあるニーズ」にスポットを当てながら、お客様に楽しんでいただきたい、手間ひまの掛かる商品の良さをお客様にお伝えしていきたいと思っています。
かしわ屋は、そんなお店です。


◆こしがやミツバチプロジェクト
いつも美味しい日本酒を教えていただき、ありがとうございます。
「価格 vs 品質」の業界の中でも、かしわ屋さんの場合は、ずいぶんと「お買い得」なお酒が多いように私は感じています(*´ω`*)
ところで、私の子供の頃の記憶だと、かしわ屋さんは以前(約20年前)はコンビニのようなお店でしたよね? それをお酒に特化させたのには、何か理由があったのでしょうか?
●酒のかしわ屋
私はお酒(特に日本酒)が好きで、その良さをたくさんの方々に伝えたかったから、というのが動機です。


◆こしがやミツバチプロジェクト
なるほど、「好きこそものの上手なれ」と言いますし(笑)。
例えば、日本酒のどんなところが好きですか?
●酒のかしわ屋
やはり「深み」があるところですね。
歴史と風土によって作られた深みというんでしょうか。稲作を続けてきた日本と、そこで採れたお米で作ったお酒ですから、深みがありますよね。
だから日本人に一番合っているお酒だと思いますし、どんな食事にも合うので、色々な楽しみ方ができます。


◆こしがやミツバチプロジェクト
確かに、どんなものにも合って、冷やでも燗でも楽しめるお酒なんて、世界広しといえども日本酒くらいじゃないでしょうか。
最近は、更に種類も増えましたから、楽しみ方の幅も広がりましたね。
●酒のかしわ屋
そうですね。
例えば、ウチで扱っているお酒は、日本酒だけで70~80種あります。
ひやおろしなどの珍しいものは人気が高く、限定品となると特によく出ます。


◆こしがやミツバチプロジェクト
なるほど、かしわ屋さんに来ると、そういうお酒が楽しめるという訳ですね!
なんだか日本酒が飲みたくなってきました(笑)。
このまま日本酒談義で終わってしまいそうですので(笑)、このあたりで、はちみつのお話も伺いたいと思います。
「越谷産はちみつ」について、かしわ屋さんの第一印象はどんなものでしたか?
●酒のかしわ屋
う~ん、特に違和感はなかったですね。
越谷はもともと農村でしたし、今は農業などの第一次産業が減ってきているので、越谷で はちみつというのも良いと思います。


◆こしがやミツバチプロジェクト
普段は驚くような反応が多いので、なんだか新鮮な感想をいただいた気がします。
お客様からの反響などは、いかがですか?
--<中断>--
ここで来客があり、その場ではちみつをご購入いただきました。
このお客様は、毎朝飲む自家製野菜ジュースに蜂蜜を入れるのだそうです。
ありがとうございます!(*´ω`*)
--<再開>--
・・・え~、気を取り直しまして(笑)。
お客様からの反響などは、いかがでしょうか?
●酒のかしわ屋
確かに驚かれる方もいますが、それ以上に興味を持つ方が多いです。
今みえたお客様のように、皆さん健康に気を使っておられるようですから。
「パンフレットないの?」と聞かれることもありますから、皆さん詳しく知りたいのだと思います。


◆こしがやミツバチプロジェクト
今回は、図らずも直接お客様からお話を聞く機会に恵まれたので、嬉しいです。
パンフレットについては、近いうちにご用意したいと思います。
時間も押してきましたので、最後に、今後のことについてひとことお願いします。
●酒のかしわ屋
はい。これからも、ひとりひとりのお客様との絆を大切に、顔の見える商売を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。


◆こしがやミツバチプロジェクト
こちらこそ、これからも美味しいお酒を地域にご紹介くださいますよう、よろしくお願いします。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。
ではまた週末、(お酒を買い)に伺います♪(^▽^)

●酒のかしわ屋
ありがとうございました。
ご来店、お待ちしています!


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かしわ屋さんの店内。
素晴らしいお酒が、可愛らしいPOPと共に、所狭しと並んでいます。
奥の冷蔵庫(宝物庫)には、美味しいお宝がいっぱい♥

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越谷のはちみつ販売コーナー。

[内検] 04/15 新王の出房

人工分蜂群(04/01)の王台から、無事に新王が羽化出房しました。

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新しく誕生した女王蜂。
未交尾のため、お腹はまだ小さい状態です。
順調にいけば、月末あたりには産卵開始となる見込みです。

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女王蜂出房後の王台。

ガーデニングと耐寒性区分

Plants and Planting Plans for a Bee Garden』を読んでいます。

ここで紹介されている花とガーデニング・プランは、著者の住む英国の冷涼な気候に合った組み合わせ・・・と思いきや、植物の耐寒性区分は 8a ~ 8b (-6.7℃ ~ -12.2℃) のとのこと。意外にも、越谷市を含む埼玉県の大部分はちょうどこの区分に属しているので、基礎を学ぶためには心強いです。

ただ、日本とイギリスとでは気候が明らかに異なるはず。四季の平均気温や湿度、季節の幅などによってそれぞれの開花のタイミングも期間も違いますから、実際にはまったく同じようにはいかないでしょう。


<耐寒性区分>
耐寒性区分(Hardiness Zone)とは、露地植栽における植物の耐寒性(℃)によって分類した区分です。日本ではあまり馴染みのない指標ですが、欧米では、植える植物を選定する際の目安として表示されているようです。
また、地域ごとの最低気温の平均値を元に色分けした地理的な区分がこれに対応し、植物耐寒性区分地図となります (下記リンク参照 ※PDF注意)。

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日本の耐寒性区分地図
(出典: Pacific Bulb Society)

お花畑の整備

ひまわりの種をまく予定の畑を、トラクターで耕うんしました。

この区画(約500㎡)は、複合的な要因によって水捌けが悪く土も固いことから、かねてより土壌改良が課題となってきました。堆肥や緑肥等で毎年少しずつ良くなってきてはいるものの、未だお世辞にも良いとはいえないのが実態です。

そこで今年は、ひまわりを緑肥として用いることで土壌の改良に繋げると同時に、ミツバチのための蜜源・花粉源になるお花畑としても活用することにしました。

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ひまわり畑 予定地。


※畑の耕うんはガーデニングに該当しないと思いますが(笑)、便宜上ガーデニングのカテゴリに入れることにします。

ビービーツリーの成長

03/16に移植したビービーツリーの、その後です。

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左から、03/16、 03/19、 03/23。
(写真: 2013.03.24の記事より転載)

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04/09 ずいぶんと葉が開いてきました。

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こちらは、一昨年(2011年)に購入したビービーツリーの苗木。
早く定植する場所を決めなくてはなりません。

[内検] 04/09 再び人工分蜂

昨日の内検(人工分蜂)の続きです。

王台のできていた群から王台枠を取り出し、他の強勢群からは有蓋蜂児と働き蜂をそれぞれ取り出して合わせ、新しい群を作りました。こうすることで、特定の群へ負担が偏るのを避けられます。

群数ばかり増やしてもあまり意味がないので、この蜂場では、人工分蜂させた群は「女王バンク」もしくは「予備群」的な位置づけで経過を見ていく予定です。

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[内検] 04/08 春の分蜂期

いよいよ本格的な春の分蜂期が到来したようです。

先週 人工分蜂を実施した群を内検すると、再び複数の王台ができていました。
同一群からの2週連続の人工分蜂は、蜂群の権勢を著しく低下させるおそれがあるため、準備を整え、明日以降に適切な操作を施すことにしました。

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観察のため、巣枠から働き蜂を振り落とした状態です。
写真中央右の白っぽい蜂は、観察している最中に羽化出房した若蜂。


<オス蜂たち>
越冬後、春の訪れとともに産卵・育児がはじまりますが、蜂群の権勢が安定してくると、女王蜂は無精卵(オスになる卵)も産み付けるようになります。
徐々にオス蜂の巣房が目立つようになってきたので、撮影してみました。

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写真上部の張り出した箇所がオス蜂の巣房。
オス蜂は、メス(働き蜂)に比べて羽化までの日数が長いため、寄生ダニによる被害が出やすいようです。

リンゴの花

リンゴの花が咲き出しました。
すでにミツバチによる訪花が若干見られます。

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リンゴには「自家不和合性」(近親交配を避けて遺伝的多様性を守るために植物が持つ自然の仕組み)があり、同一品種による受粉では結実しないため、近くに別の品種を置き、他家受粉させることが必要です。
このことから、庭のリンゴ(品種不明)には、近くに別品種(紅玉)の鉢植えを置いてみることにしました。

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置いたのは、アップルパイでお馴染みの紅玉です。
さて、どうなるでしょうか。

嵐の後

嵐の後の快晴。
事前に「台風並み」との予報が出ていた低気圧も、過ぎてみれば思ったほどの影響は出ず、ホッとひと安心です。

強風の影響を考えて一時的に退避させていた先週の人工分蜂群(小さなベニヤ箱)を、元の位置に戻しました。

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先週割り出しをした人工分蜂群。
暖かくなって、ミツバチたちが巣箱から出て飛び回っています。
新王の誕生はまだ少し先です。

リンゴのつぼみ

近所に、リンゴが何本も植わっているところがあります。
すでに蕾はだいぶ大きくなってきており、明日にもかわいい花をたくさん咲かせることでしょう。サクラの後の蜜源は、リンゴです。

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今年最初に搾るはちみつに、リンゴ蜜は入るでしょうか・・・?

[内検] 04/04 簡易内検

今日は朝から天気も良く気温も高めだったので、たくさんのミツバチが飛び回っていました。

今回は、04/01に施した結露対策の効果を見るべく簡易内検をしました。
昨夜までの天候(低温多湿)が原因と思われる結露が、巣箱の内側に見られました。
それでも除湿材とし用いた新聞紙の効果か、巣箱内部は予想よりドライに保たれていたようです。
新聞紙を取り出して巣箱の換気をし、蓋に付いた水滴を乾燥させた後、ほんの少し巣枠の操作をして今日は終了。

20130404kinryouhen.jpg
こちらは東洋蘭の金稜辺(キンリョウヘン)。
蕾がかなり膨らんできました。
金稜辺は蜜源植物ではないですが、花には日本ミツバチに対する誘因性があるとされています。

[書籍] 蜂からみた花の世界

『蜂からみた花の世界』が届きました。
こちらも以前から欲しかった本。玉川大学 佐々木教授の著作です。

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佐々木正己
『蜂からみた花の世界』

いわゆる「植物図鑑」ですが、蜜源植物に特化している点が最大の特徴です。
タイトルが「人間から見た~」ではなく「蜂からみた~」となっている点に、ハッとさせられます。

そもそも「花」とは、ミツバチなどの花粉媒介者に対して、受粉を促すための対価(蜜)のありかを知らせるサインのようなもの(虫媒花の場合)。植物にとっては、花が「人間にどう見えるか」よりも「花粉媒介者にどう見えるか」の方が重要になりますから、至極もっともなタイトルという訳です。
蜂の視点で考えるなんて普通はしないですから、植物を見る視野が広がる感じで、大変興味深いです。

もちろん、フルカラーの写真がたくさん載っているので、眺めているだけでも十分楽しい内容となっています。

定価13,650円というお値段なので、気軽に購入♪という訳にはいきませんが、それでも一生モノと考えれば、お値段以上の価値があるように思います。

カバーにある導入の文章が秀逸なので、一部ご紹介したいと思います。
****
脳細胞100万、体重わずか0.1gのミツバチが、花を求め半径5kmを飛び回る。仲間を動員する8の字ダンスは有名だが、リクルートすべきか否かは、蜜の「質・量・花までの距離」を総合判断して決めている。茶さじ1杯のレンゲのハチ蜜を溜めるのに、ミツバチは1gの燃料蜜を使って延べ1,000kmを飛び、訪れる花数は14,000にのぼる。
こんなミツバチたちの眼に、日本の野や森、花壇や街路樹の花はどう見え、どう評価されているのだろうか?
(後略)

****

水飲み行動: 簡易水場の設置

2013.03.19の記事で、ミツバチの水飲み行動について書きましたが、今回は水場を設けて観察してみることにしました。

トレイの中に、軽石と水ゴケを入れて、水を満たしただけの簡単な物です。
それを巣箱の近くに置き、観察します。

20130402water_collecting01.jpg
しばらくすると、ミツバチの水汲み部隊がやってきました。
直径25cmほどのトレイに、多い時で20匹を超えるミツバチが来ていました。

20130402water_collecting02-1.jpg
水ゴケから水を吸っているところ。

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拡大したところ。舌が見えます。

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20秒ほど水を飲むと飛び立ちますが、すぐにまた戻ってきます。

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拡大版。こちらは湿った軽石の水をすすっている様子。

[内検] 04/01 人工分蜂

全体的な蜂数の増加具合は、順調そのものです。
王台(自然王台)が作られている群がありましたので、人工分蜂しました。

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垂れ下がったピーナツの殻のような房が王台(ふたつ)。
王台はローヤルゼリーで満たされ、その中で新女王が育ちます。

早期の分蜂は、遅い場合に比べて、多くの蜜源・花粉源にアクセスできますから、分蜂群にとっては生存確率を高められるというメリットに繋がります。

<結露と吸湿材>
巣箱内にカビが発生している群があり、清潔な巣箱に引越ししてもらいました。
このところ気温が乱高下していましたから、外気と巣箱内の温度差によって結露が発生していたようです。
どの程度対策になるか不明ですが、試みに新聞紙を吸湿材として入れてみました。

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